院長より

院長より

 父、大久保孝は東北帝国大学医学部を卒業し、岩手県大迫町での病院勤務を経て甲府市紅梅町(現在地)に大久保医院を開設しました(昭和24年7月)。その後50年あまりに渡って誠実、勤勉、質素をモットーに地域医療に貢献するべく努力して参りました。

 平成8年7月、私は一般内科に加えて呼吸器疾患への専門性を強く打ち出し、大久保内科呼吸器科クリニックと改名し大久保医院を継承しました。当クリニックは一般内科疾患の診療は勿論のこと、呼吸器疾患患者さんの診療及び在宅医療に力を入れています。

 呼吸器疾患では、成人気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、慢性呼吸不全、睡眠無呼吸症候群の患者さんの診療を中心に在宅酸素療法、在宅人工呼吸器療法、CPAP療法などに取り組んでいます。

 慢性閉塞性肺疾患や肺癌の予防のための禁煙外来、増悪予防のためのインフルエンザワクチン、肺炎球菌ワクチン接種、も積極的に行っています。

 在宅酸素療法患者さんの診療では専門外来を設置し、看護師(呼吸療法認定士)を中心にそれぞれの患者さんの担当看護師により外来で可能な包括的呼吸リハビリテーションが実施されています。

 通院困難な患者さんには訪問診療による在宅診療も行っていますのでお気軽にご相談ください。